風景画の世界
Midjourneyで風景画を創作する秘訣とは
■高品質なプロンプトの作成
リアルで風景画を描く場合と全く同じです。
どんな絵を描きたいかを構想して、それを的確に言葉にして表現することで、良い創作ができます。
簡単な言葉でもMidjourneyは創作しますが、やはり自分が描きたい絵を作りには、できるだけ細かく指示して的確なプロンプトにすることが良い結果を生みます。
■写真や画像をモチーフに使う
海外旅行に行ったときの写真、日頃から写真好きで撮りためた写真をモチーフにして絵にすることも楽しいものです。
写真を模写するというより、モチーフにして絵画にするというのがとても楽しいものです。
また、好きな名画を参考に、自分なりの思いを入れて絵にすることもおもしろいと思います。例えば、モネの名作をモチーフに自分の思いを入れた絵を創作してみるようなことです。
■いろいろなデータ(画像)を使う
Midjourneyには写真や画像などを参照する方法が3種類あります。
参照する画像をできるだけ取り入れる、参照する画像の雰囲気を取り入れる、参照する画像の人物を取り入れる、の3つの方法です。
それぞれの参照画像を使って、プロンプトで指示することで、所謂Remix画像のようなことができます。
■独自のテイストを入れる
Personalizationというやりかたがあります。
これは少し難しいですが、自分のテイストを多くの画像をアーカイブして学習データのように使えます。
Moodboardsというのもあり、これは自分のお気に入りの画像を集めてテイストライブラリーを作るようなものです。
■緻密なプロンプトで創作
■独自のテイストを入れて創作
人物画の世界
Midjourneyで日本人の人物は難しいです。
■日本人の人物が難しい理由
Midjourneyは大量の画像データを学習したAIです。
Midjourneyは海外の企業なので、どうしても日本以外の学習データが主流になります。アジア系のなかの一つになるので学習量がそもそも少ないのが原因かもしれません。
プロンプトの工夫や参照画像を上手く使いながら創作することになります。
■特に日本の子供達の顔の表現は難しいです
子供は表現できても、アニメ風になったり顔がはっきりと描写されなかったり、どうみても西洋の顔だよね、という結果になってしまいます。
やはり参照画像や写真を使いながら試行錯誤になると思います。
■若い日本の女性の表情
■鬼ごっごで遊ぶ子供達
抽象画の世界
抽象画は創作力。つまりアイデア次第です。
■構想力とアイデアが勝負
Midjourneyはどんなプロンプトに対しても画像を生成します。
つまり自分が考えるプロンプトには制約は無いと言うことです。
(但し、倫理的、性的な内容にはプロテクトがかかることはあります)
極端なケースでは数式でも画像が出来てきます。
つまり、自分の中の無用な制約を外していろいろと試してください。
創造力を養う為にはとても良い仕組みだと思います。
■それでも風景をモチーフに
極端な抽象画では無く、もう少し分かりやすい抽象画にするのは、モチーフを使います。
風景や静物などをモチーフに、プロンプトで抽象性を指示すればいろいろと出来てきます。
下記の絵は北欧の風景をモチーフにすこし抽象風、ファンタジー風にアレンジしたものです。
このような絵はいくらでもアイデアしだいで創作できます。
■The NewYorkを表現
■ファンタジーの世界
その他の作品集
動物やら花やら、いろいろと出来ますね
■渋い創作も得意
これはオーナの深野が展覧会に出展した作品です。
通常、リアルの作品展示会にAIで創作した作品展示は難しいのですが、市民展示会は比較的自由度があるので応募出来た作品です。
今後は徐々にAI作品も市民権を得ながら普及していくのではないでしょうか。
この作品を仕上げるのにもの凄く試行錯誤をしました。なかなか思うようにいかなくて、苦労しましたが、なかなかのできばえになりました。
■動物は万国共通です
動物は比較的Midjourneyは得意なようです。
万国共通であり、国や地域によって種類などは違っても万国共通なのが要因ですね。
動物をモチーフに周りの風景や背景、更にはテイストなどを工夫すると良い絵ができると思います。
自分の大好きな動物を写真などからモチーフとして使えば、更に素敵な絵にできると思います。
■窓辺の一時
■大好きなご主人様を待つ猫ちゃん
作品集を書籍として販売しています
現在ご用意しているのは下記の3つです(kindleで発売予定)
・「初心者がたった10日で素敵な絵を創る本」
・「Midjourneyを使って絵画のド素人が創作した作品集 Book1」
・「Midjourneyを使って絵画のド素人が創作した作品集 Book2 srefパラメータの極意」